週刊サンケイ昭和40年5月31日号


例外に悩む東北農家が写真と巻頭特集。4月になお雪が残る岩手のコメ農家の苦悩、大雪と倒木でブドウ畑が壊滅状態となった山形県東置賜郡の農家らに取材する。途上国へ水力発電や橋梁の技術を提供する日本工営を特集。ベトナム戦争の戦火に巻き込まれて人質事件まで発生する。同誌は現代の山田長政、大和魂と持ち上げている。

細川隆元対談は「姿三四郎」の作者富田常雄と、のちにプロレスラーとなる柔道家の坂口征二。富田は講道館の審判の「えこひいき」を批判している。坂口は世界選手権に優勝し期待されるが、日本柔道の悲願であるヘーシンク打倒は、ヘーシンクのプロレスに転向により肩透かし。

芸能人やスポーツ選手に「カッカする注射」が流行。といっても違法なものではなくビタミンB12などを注射するというもののよう。胃研報徳研究所の渡辺正義教授が実施し、山田五十鈴、江利チエミ 椎名悦三郎、小泉純也、川上哲治らが通うが、その効き目に懐疑の声も。

他写真記事は、表舞台から姿を消した丸山明宏が、新作ヨイトマケの歌をひっさげてカムバック。巻末お宅訪問は日本蒸留酒酒造組合中央会の松隈秀雄会長。表紙は「四谷怪談」の仲代達矢。

 


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