週刊現代 平成2年(1990年)3月10日号


自民党大勝に終わった選挙がトップ。リクルート議員の当選や二世・三世議員の増加などもあった党選挙には「貴族院か」と突っ込み。田村隆一は「民度が低い」、山崎豊子は「衆愚」と面罵している。初当選者の話題では石原伸晃、奄美大島の熾烈な保徳戦争に僅差で競り勝った徳田虎雄ら。ブローカーによる票集め、買収と怪文書など奄美の選挙話に外れなし。消費税の旗振り役で党税調のドン、山中貞則、江藤隆美ら大物落選議員の弁も。竹下昇インタビューでは、安倍晋太郎がうわさされるポスト海部、金丸氏との確執、小沢評、野党との「パーシャル連合」について語り、リクルート後もなお健在の竹下院政の影響力をうかがわせる。

滑り止めの常連、日東駒専の偏差値が地方国立大と同等になりつつあるとの記事がある。ちなみにその理由は東京集中と国立大の学費値上げ。「ゴルバチョフへの手紙」と題し、ペレストロイカや軍縮など話題を集める彼に、猪瀬直樹、美里美須々(田丸美須々)、アントニオ猪木、大島渚、安部譲二らが提言。文学部只野教授を上梓した筒井康隆インタビュー。読売巨人軍の読売新聞社ビルからの移転の内部事情。カラーページでは東京裁判や三島事件など歴史の舞台となり、移転が決まった自衛隊市谷駐屯地の写真。表紙は高取茉南


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