週刊ポスト 昭和53年1月6日新春特大号 


トップ記事は岸信介の収監と釈放にかかる謎。椎名悦三郎の釈放嘆願書、GHQ内の資料など情報公開で明らかになる岸の戦犯としての処遇、GHQ内でのニューディール派、G-2との対立なども交え、昭和の怪物の復活の経緯を追う。

新年号だけに午年にちなんで、オンワードの樫山純三をはじめ横山光輝、川口浩ら馬主有名人の写真。ポスト得意の財テク記事では、今年の見通しと有望投資先。正月に行く「台湾恥かき旅行」なんて記事もある。多田道太郎・橋本峰雄・桑原武夫鼎談では、経済大国だけじゃダメ、とパック旅行の日本人などに苦言。堤清二と当時新自由クラブの河野洋平との対談では自民党一党支配、官僚支配の目詰まりを指摘。また米英エコノミストが、貿易黒字膨らむ日本にくぎを刺す「黄禍論」記事。経済発展へ高揚と戸惑い、不安も伺える号。とかなんとかいいながらも、ガッツ石松やタモリ、東郷健らに「オ●ニー」に関するエピソードを聞くしょうもない記事もあるので安心だ。高見山対談は三ツ矢歌子。巻頭カラーは桜田淳子、表紙は竹下景子。

 

山本由香利

飛鳥田一雄

 


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