ORE (オーレ) DELUXEマガジン 1991年 7月号 [雑誌]
講談社のアイドル雑誌、ORE (オーレ)の最終号。隔月発行だった前身のデラックスマガジンからの歴史を振り返り、もっとも多く表紙を飾った南野陽子をはじめ、紙面をにぎわしたアイドルを振り返る。とくに川上麻衣子や森尾由美、堀江しのぶらについては、デラマガにおいてプッシュしたとの自画自賛。歴代の表紙、また別冊の写真集の紹介なども。連載では蛭子能収の漫画、中上健次の人生相談、劇作家山崎哲のコラムなど。中上と山崎双方「オタク族」について言及。山崎は「M君」にもふれながら「成熟した女を拒否する」男が消費するものとして、現代アイドル論を展開。中上はイニシエーションとして「悪所」で生身の女を体験し、ちゃんと大人になろうと最後のメッセージ。なるほど中高生アイドル雑誌の終わりにふさわしい身もふたもなさ。
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