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「利益処分」「流通費」など、もともとある言葉に新たな意味と価値を吹き込み、対象化する著者のカッパブックスでの作品。本書のテーマは「マージン」である。モノの値段は、その物の生産に携わるそれぞれの事業者のマージンから成り立ち、マージンについて考えることはそれすなわち経済を考えること。本書では、総マージン(粗利)、純マージン(純利益)、資本マージン(資本利益率)という独特の用語を使い、マージンの決まり方、分析の仕方を紹介。高マージンの業種や実際の企業の特徴を挙げていく。また、そもそもマージは悪なのか、搾取なのか、適正マージンとは何を意味するのか、流通革命によって劇的に変化するマージンの在り方などなどについて思考していく。推薦文は堤清二。
2020年7月現在Amazonでは1円出品、送料込みで258円
【著者】
西澤脩(にしざわおさむ)
昭和5年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院修了、ミシガン大学留学、早稲田大学商学部教授。商学博士、公認会計士。
227ページ
出版社: 光文社
ASIN: B000J9U72S
発売日: 1973
Amazon 売れ筋ランキング: 本 – 1,928,511位 (2020/0731)