万葉恋歌―日本人にとって「愛する」とは (カッパ・ブックス) 永井路子 著


万葉恋歌―日本人にとって「愛する」とは (カッパ・ブックス)

カッパブックス最大の名著の呼び声高い(私が言っているだけだが)本書。歴史小説を数々ものす直木賞作家の永井氏が、万葉集のうち、男女の情愛について読んだ歌を紹介。なもなき民謡作者、やんごとなき身分の者、技巧の差こそあれ、肌触れ合う喜び、叶わぬ恋への嘆き、別離の悲しみを「絶唱」する万葉歌人たちに、古今和歌集以降、あきらかに失われてしまった日本の愛の姿をみる。万葉集は何の目的で誰が編纂したのかという謎についても著者の考えを交える。わかりやすい文章で、無理なく万葉の世界に入り込むような感覚が気持ちいい。

 

何度も再刊、文庫化されており、カッパ版はAmazon中古価格は507円から。2004年に出た光文社文庫が価格高騰している。

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。