日本人とドイツ人―猫背の文化と胸を張る文化 (カッパ・ブックス) 篠田 雄次郎 (著)


日本人とドイツ人―猫背の文化と胸を張る文化 (1977年) (カッパ・ブックス)

敗戦から工業技術で急激な復興を遂げた日本とドイツ。勤勉で職人的なところも「似ている」と言われることが多い。その日本人とドイツ人の違いにスポットを当てたのが本書。決まりに従う生真面目さの実には、職能や社会での役割を重んじ、頑なに原則を守ることに価値を置くドイツ人。他者志向で従順に決まりに従うものの、内輪になると急に例外が続出する日本人といった具合だ。こういう比較論は、とかく無理やり感があるけれども、力業で説得される。60年、70年代に著者が体験した西ドイツの家庭、職場、教育現場などを縦横に論じていて、今とは似ても似つかないのかもしれないが、なかなか読みごたえがある。

 

 

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【著者】

篠田 雄次郎(しのだ ゆうじろう)

1928年東京生まれ。経済学者。海軍兵学校、上智大学、独ケルン大学卒業後、上智大学社会経済研究所教授(文化社会学)を務める。社会経済研究所長、日本船舶振興会理事長などを歴任。1992年没。

日本人とドイツ人―猫背の文化と胸を張る文化 (1977年) (カッパ・ブックス)

216ページ
出版社: 光文社
ASIN: B000J8XS3O
発売日: 1977/11
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