日本列島改造論 (1972年) 田中 角栄 (著)


日本列島改造論 (1972年)

第64代、65代内閣総理大臣、田中角栄の主著であり、代名詞である「列島改造」は流行語になった。出版は首相就任した1972年で、自民党総裁選直前に公約として掲げたもの。高速道路や新幹線、本州四国連絡橋などの交通網の全国整備、北日本の工業化、火力から原子力発電への転換などの政策を諸外国との関係の中で提言した。官僚の心をつかみブレーンとして最大限に活用した氏らしく、詳しいデータに基づく記述は、一般向け書籍ながらも緻密。それとともに、裏日本ともいわれていた地元新潟をはじめとした日本海側豪雪地帯の発展への強い動機が感じられる。

ベストセラーとはいえ50年近く前の本。良い状態で現存しているものは多くはなく、また昨今の角栄ブームで価格は高止まり。2020年5月現在8506円。

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【著者】

田中角栄(たなか かくえい)

1918年新潟県生まれ。衆議院議員、郵政大臣(第12代)、大蔵大臣(第67・68・69代)、通商産業大臣(第33代)などを務め第64・65代内閣総理大臣に。「今太閤」「コンピュータ付きブルドーザー」などの呼び名で知られ、日本列島改造論をベースにした地方のインフラ投資、日中国交正常化などを手掛ける。金脈問題によって首相を辞職、ロッキード事件で逮捕されたが、自民党最大派閥の田中派を率いて、キングメーカーとして影響力を持ち続けた。1993年没。

219ページ
日刊工業新聞社
ASIN: B000J9V9F2
1972


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