血染めの黙示録―もう一つの『仁義なき戦い』


血染めの黙示録―もう一つの『仁義なき戦い』
童顔の見た目に似合わぬ残虐さで「悪魔のキューピー」と恐れられた、広島のヤクザ大西政寛の生涯を描くノンフィクション。仁義なき戦いで梅宮辰夫が演じた「若杉」のモデルでもある。虚飾、また恐怖や怨恨、そして死後50年を超える年月が実態を描くことをなかば不可能におもわせるなか、彼の生前を知る人々の証言を丁寧に取り、歴史に埋もれる事実を取り出し積み重ねる。そして、大西本人と残された者たちの映画におとらず数奇な人々のドラマがうかびあがる。

さて本書、絶版後、文庫化などされておらず古書市場では極めて高値で取引されている。どんなに高値でも買いたい方がいるようではあるのだが、内容的に再販しにくいからかと勝手に想像。Amazonでは2020年5月現在、なんと18000円から。

【著者】

鈴木 智彦(すずき ともひこ)

1966年生れ。北海道出身、日本大学芸術学部写真学科中退、カメラマンとして活動後、『実話時代』に入社。ライター、ジャーナリストとしての活動を開始。やくざ、裏社会の取材記事で高く評価される。『実話時代BULL』元編集長。著書に『サカナとヤクザ』『ヤクザと原発』など。

単行本: 220ページ
出版社: 洋泉社
ISBN-10: 4896919300
ISBN-13: 978-4896919301
発売日: 2005/07


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。